フェイスブックの特徴

 

フェイスブックで使用可能な言語は英語、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語、イタリア語、ロシア語、ポルトガル語など77語にも及んでおり、これが世界中で利用されている大きな理由にもなっています。

 

インターフェイスが日本語化されたのは2008年5月からで、これは運営側でのローカライズではなく、ユーザーがサードパーティの翻訳アプリケーションを利用してボランティアで行ったのです。

 

実際アプリケーションについても、フェイスブックが開発したものより一般のユーザーが開発したものが多くなっているのがフェイスブックの特徴で、このように一般ユーザーがいろいろなアプリケーションをフェイスブックのツールとして開発、公開できることが、フェイスブック自身の性能を超えてサービスが拡大していく原動力になっているのです。

 

フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が2008年に日本で記者会見を行なった時も、翻訳に関わったユーザーに感謝していました。この当日は東京渋谷区でフェイスブックの開発者向けのイベントである「フェイスブック Developer Garage Tokyo」が開催された日でもありました。

 

こうしてフェイスブックはアレクサランキング 2位にもなる躍進を遂げたわけです。アレクサ・インターネット(Alexa Internet)は、サンフランシスコにあるインターネット関連企業で、ウェブ巡回技術によってウェブサイト情報や利用状況に関するデータを集めることがその事業内容で、具体的には何処のウェブサイトがどれだけ利用されているかを調査しています。

 

又、フェイスブックはモバイル端末にも対応しているのもポイントで、BlackBerry、android、などでは専用のウィジェットが既に用意されています。Androidは、携帯情報端末を主なターゲットとしたプラットフォームで、既にスマートフォンやタブレットPCなどでお馴染みになっています。